


先日のじゅんじゅんとの飲みでもそうだったし、最近、歌詞について人と語ることが多い。
折しも新作の歌詞つめをやってるタイミングで、なにか不思議な偶然を感じたり。
僕の歌詞は、物語風で想像っぽいという人もいれば、生々しくて分かりやすいという人もいて、自分では実際のところよく分からないです。
色んなタイプの曲を作ってきたし、ライブで歌ってる曲の数もかなり多いから(100は越えてるよねきっと)色んな印象があるのは無理もないと思う。
100%経験したことで書くこともあれば、ほぼ想像のこともある。
さらには、身近なカップルの話をネタに使ったり、友情を恋愛に変換したり、1つのストーリーに見えて実はたくさんの素材のカケラカケラをパズルみたいに組み合わせたりすることもけっこう多くて、たまに実話ですか?と聞かれても、一口には答えられなかったりもします。
この部分は実話で、この部分は想像で、この部分は他人の話で、みたいになっちゃう。それにドラマ性のない、主張とか独り言みたいな曲もあるし。
そういう色んな書き方をするようになったのは、
ひとつは、自分の恋愛経験を赤裸々に書くことの照れ隠しかも知れないし(残像より前はかなり恥ずかしい歌詞も書いた)、
ひとつには、自分の経験だけではネタに困るからだとも思うし、
1番の理由は、作品として、ポップスとして、クオリティを高めたいからなんだと思う。
ある種の文学作品が、作者の日記のようにみえてもたくさんの創作や組み替えを経て書かれているのにちょっと似ていると思う。
でも、最近話したある人は、本当に言いたいたった一言を言いたいために、様々な言葉を並べて書く―そのまわりの様々な描写をすることで、その中心には触れずに浮かび上がらせる―、そんなやり方を今まではしてきたけど、あるきっかけで、今は言いたいことをストレートに言ってもいいんだと思えた、そしてその歌は必ず、嘘のない、いい作品だと。
僕のなかにはストレートな歌も増えてきたし、共感できる話だった。
けれど、これからの自分が、全曲、すべて自分のことをストレートに書くかと問えば答えはノーかも知れない。
最近は歌詞の才能にうならされる仲間たちが多くて(ラッキー中瀬くん、ウイリアムやなさん、ニコルズだいちゃんの3人は特に。)、真似るという意味ではなく、自分の作詞について、考え直していたところだった。
僕のこの3年間は、「3月のシーン」や「あたらしい日々」のようなドラマ性のある詞は減っていて、代わりに様々な書き方で迷走?してきた3年だった。反戦フォークから「みんなのうた」風まで。
この3年を経て、昔の書き方の良さも分かったし、その書き方にも足りない点があることも分かるし、だからそこから飛躍して、次の書き方もしてみたいなと思えた。
「ドラマ性」と「現実性」。その両極のどちらか、というよりも、その両方を突き詰めていきたいな。テレビでたとえると「本当っぽいドラマ」みたいな。
強い歌を。
売れ線とか、くどいとか、装飾がないとか、そういう意味じゃないんだけど。
僕のよさをなくさないまま、「強い」歌を。
この数週間、詰めてきたいくつかの曲は、そんな今までの、作詞人生を見直すいい機会だったし、ある意味おわりで、始まりで、区切りだったと言うしかない。
まあそんなタイミングで、おととい初披露した「嘘つきカレン」は、いつごろ書いた歌だっけ。
あらためて読み返してみたら、いろんな取り方が出来るし、さらっと書いてみたけど実はかなりの問題作なのかも?みたいな。大森くん何があったの?!みたいな、ね。
まあ、色んな邪推なりしてもらってよいと思いますが(笑)まあどんどん書いていきますんで、次の作品、そしてこれからの曲にご期待を!
明日はいよいよレコーディング、そして来週の今日はいよいよおんすてーじ!!
■2/27(水)渋谷O-nest
残像カフェおんすてーじvol.5
出演:残像カフェ(2ステージ)
ゲストアクト:マーガレットズロース
18:30/19:00 ¥2000/¥2500(D別)
ローソン(1/19発売)L:71773,残像メールzanzow@hotmail.co.jp,店頭
※新スリーピース始動記念!旧スリーピース時代のTシャツを販売します!(数量・サイズに限りあり!)
posted by zanzow at 21:37|
Comment(2)
|
genki
|

|