
秋が来るね。
まだまだ夏を満喫したいのに。
もちろんまた暑くなるだろうけどさ、
今日の涼しさは、誰もに秋を思わせ、
夏の終わりを錯覚させた。
夏が終わる。
去年の今日は、とても大事な人と最期に会った日です。
手も握って、奇跡的にその時間帯だけ会話もできた。
その夜、僕はライブで、その頃その人は治療の段階を一段進めて、
そして明日は命日です。
去年の夏が、まるで遠い夢のようだ。
去年の夏は、本当にすごかった。
モノノフルーツとの合同ツアー。
(僕の車苦手を克服してくれたのは彼らのお陰)
本当に本当に楽しい旅で、残像もそのときはじゅんじゅんじゃなかったけどトリオに戻って、今の3人に向かう、その紛れも無く出発点だった。
久しぶりのスリーピース、バンドでは久しぶりの関西ライブ、とにかく燃えた!!
それから、毎日のようにレコーディングをした夏でもある。
『夜のバラッド』の6曲中5曲を毎日のように録った。
ドラムもベースも鍵盤も。あたらしいマイクやプリを買ったり。
全部ひとりで。怒涛だった。
音楽漬けの毎日。
とてもとても暑くて。
楽しすぎた夏。
楽しいだけで終わればよかったのに。
容態を聞かされてから逝くまでに1週間もなかったんじゃないだろうか。
そうやって、最期に会いにいって。
訃報をきいたのもまたライブの日だった。
ソウルパウダーの須田さんが、新曲「Girl、君は自由になった」を歌った夜だった。
Girl、君は自由になった、
どこへでも行けるんだよ
あれから1年。
長い1年だったな。
なんだかもう、すごくすごく遠いような気がする。
それは僕がちゃんと前を向いて進んで来れた証拠だろうか。
きっとそう。
そう思いたい。
こんなにも僕は遠くまで来た。
遠いところまで歩いて、
悩んで、自暴自棄にもなったり、
人に迷惑も心配もかけて、傷つけて、
お酒もずいぶん呑んで。
(けれどもそれは全部自分のせいで、
身近な人や、環境のせいじゃないことはちゃんと分かってる)。
そのなかで、
いつでも音楽には夢中になれていたし
メンバーや、お客さんや、身近な人たちからたくさんの力をもらった。
それは本当に幸福なことだと思う。
本当に。
春が来て、景色が変わった。
僕のまわりのさまざまなことが。
春の色が、春のにおいが、まわりのすべてを変えるように。
自然に変わったこと、
変わろうとして変わったこと、
変えてくれたこと。
たくさんのありがとうを。
大事な人に。
まわりの人に。
会えない人に。
今ぼくは元気です。
へとへとになる夜もあるけれど、やっぱりとても元気。
現実とも向き合って。
まだまだだけど、このまま、地面を踏みしめて
歩いていきます。
しっかり歩いていこう。
1年前の今日の日記。
色々と混乱しそうだったけれど、
僕は歌うしかないし、歌うことで自分でいられる、
そして歌いつづけなきゃと。
そう思わずにはいられなかった夜。8月17日。
本当にそうだ。
僕は歌い続けていきます。
そして残像カフェをもっともっと強靭にしていきます!!
ほらね、と言わんばかりにまた暑さが戻ってくるだろう。
それでいい。
まだまだ燃える夏に。
明日は残像リハだ。










