2010年11月10日

暁 (多分もう行くことのない町のこと、そしていつか再会する友のこと)

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遠く離れていても何だか毎月のように会っていたような気がするのは
彼らもよく東京に来ていたし、僕もよく京都や大阪に行っていたし。

アンコールアワーズの2人とは
何かしら言葉にできないものを感じていて、
短い時間の中でいろんなことを話し合ったり、
話し合わないまま心にとどめたり、
とにかく、心が大きく振れる、そんな彼らで、そして彼らの音楽なのだ。

もちろんその頃の自分の心模様のことや、お酒をのんでたことや
そういうのも多分に影響していただろうけど。

まったくの気まぐれで、毎日見ていたしゅうちゃんのブログをチェックするのをやめて(それは彼と何かあったからではなくて、僕が人のブログを以前ほどチェックしなくなったとかそういう程度の理由だ。おまけに更新が半年くらい滞った時期があったのだ)
同時に人のライブにもなかなか出掛けられなくなって、
さらに彼らもライブをあの頃ほどやらなくなったから
気づいたら彼らに1年以上も会っていないし、メールだって1回くらいしかしていないのだ。

けれどしゅうちゃんだって(あの愛らしいキザな調子で)
「俺は人の日記なんて見ない」と言っていたし
おあいこだと思うのだけど
まあそれはいいとして


今日、まったくの偶然に1年以上ぶりに彼らのホームページを開いて
しゅうちゃんのブログを読んだら、やっぱり彼の文章は
どこまでもキザで、優しくて、面白くて、
そしてそんな彼らの近況に触れたら、なんだか心がざわざわしたり
じわりとしたりして
それでホームページで試聴なんかしてみたもんだから
あの頃の数え切れない大事な夜の場面場面がみるみる蘇ってしまった。

いろんな仲間がいて
いろんなことがあって
よく笑った、よく悩んだ。
今僕は前を向いてすごい勢いで進んでいるはずなのだけど
同時にあの頃が生々しくよみがえってくる瞬間がなぜだか多い。


すっかり変わってしまった(もしくは変わることが出来た)部分と
やっぱり変われない部分と。
その両方が、今でははっきりと分かる。

あの頃に戻りたいとは思わない。
けれどとても濃密で、残酷で、素晴らしい日々なのだ。


---と、完全に彼らを過去のものにしている自分がいるから
また会いにいかなきゃ。

思うより早く、そしてたくさんの時間が流れている。
その間に起こったたくさんのこと・・・はどうでもいいか、
「今だろ、今」じゃないけれど、
その時間を飛び越えて、
今の彼らと話しがしたい。



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2010年11月08日

いつも夢はくりかえす 水のきらめきのよう -遡り日記7/30-

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7/30(金) さかのぼり日記 
泰山に遊ぶ 代官山“晴れたら空に豆まいて”でライブ


泰山に遊ぶとしてはある意味ひとつの目標ともいえる憧れの小川美潮さん!!(ドラムにはRCサクセションでドラムを叩いていた新井田耕造さん!!)そして昔から大ファンであり尊敬するアニキ達・東京ローカルホンク!!そして泰山のスリーマン。すばらしいイベントでした。

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アグレッシブ担当&ムードメーカー成瀬さんが欠席だったのと、先輩たち+そのお客さんの前で出番がトップという状況で、泰山はちょっと固いというか、テンション上がりきらないライブだったかも知れませんね、、。 演奏は悪くなかったと思いますが、パフォーマンス的なことや見映え的なことをちょっと全員の課題として頑張っていこうとミーティングし始めた頃です。

いつもは成瀬さんとくりすさんで歌い分ける「絹の炎」をこの日初めて大森ボーカルでやってみました。面白いのは、同じ曲でも、歌ってないバージョンのギターソロと、歌ってるバージョンのギターソロが、全然違うってこと。なんなんだろね。歌い終わってすぐソロになだれ込む切羽詰ってる感、ね。どっちがいいとかではなくて。

すばらしすぎるタイバンに感極まったブッタ氏が打ち上げで壊れていて面白かったです。本人翌日反省してたけど、楽しい酔っ払いは好きですよ。





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「今だろ、今!」

>「今僕らはこうなんです」って話を聞きたいね。そんな質問は30年前と同じだよ。

microshot×こだま和文×石本聡(mao) DUB座談会の記事、とても面白い。興味深い。潔い!!
DUBとかレゲエとかっていうよりもはや音楽と人生について!!
http://ototoy.jp/feature/index.php/20101026

そして場所がなーんとなく泰山的な、、、w


あと、とってもクールな写真なのに、背後の「な し」(=梨)が、、、、




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microshot/DUBEISE応募のため泰山徹夜レコーディング -遡り日記7/25-

7/25(日)さかのぼり日記

深夜、泰山で急遽レコーディングでした。

インストレゲエ/ダブバンド“microshot”のニューアルバム『ECHO SATELLITES』発売と連動したダブワイズコンテストに応募するため。アルバム収録曲「ambrosia」をダブ処理/リミックスして応募、選ばれたトラックはそのまま配信発売されるというプロジェクト。

で、結果から先に言いますと泰山に遊ぶ、見事11曲の中に選ばれまして、10/27発売になってます!!サイト「OTOTOY」さんからの配信限定発売です!!
OTOTOY http://ototoy.jp/feature/index.php/20101026
(泰山のじゃないけど試聴もあり)


リミックスやダブと一口に言ってもいろいろあると思うのだけれど、音をどんどん抜いていってスカスカにしてその空間を生かしてダブ処理する方法もあれば、メインフレーズを抜き出して他の楽器を貼り付けたり、新たなフレーズを付け加えて別物にしたりという方法もあって(と偉そうに言えるほど専門じゃないのですが)。

で泰山はそこからさらに過大解釈をしまして、原曲をもとに完全に新曲を作ってしまいました。ブッタ氏才能全開っ!!なので全楽器生演奏、素材のリミックスではなくて完全新録(のダブ)です。ていうかもともとインストだったのに歌詞も書いてめちゃくちゃ歌モノにしちゃいましたww。収録された全曲聴いたのですが、泰山、完全に浮いてますね。いいことだと思います非常に。

2枚のオリジナルアルバムではいずれも歌ってないブッタ氏自らがボーカルとってます(テーマは尾崎らしいです)。

準備期間が短かったので個人的には今いちどんな曲か理解を深められないままの録音となりましたが、今聴くと妙〜〜〜〜〜に耳に残ります。一日頭にリピートしてたりします。。是非聴いてみてください!!!!

ちなみにギターはブッタ氏で、僕はマンドリン弾いてます。多くの部分でバイオリンとユニゾンしてるので聞き分けるの大変かも知れませんが、チューニングを1音半か2音くらい落として、フラットマンドリンぽさを薄め、底が丸いマンドリンもしくは中華琵琶的な民族ぽい感じになればよいなと工夫してみました。


さてその徹夜レコーディングでしたが、東横線の某スタジオまで初めてチャリで行ってみた!そこまで激遠くはなかったよ。
チャリ満喫中!夜も朝も気持ちいい!!

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タイトル:ambrosia DUBWISE
発売日:10月27日(Wed)
価格:1500円
DOWNLOAD:OTOTOY http://ototoy.jp/feature/index.php/20101026
(泰山のじゃないけど試聴もあります)

収録曲
01.ambrosia-microshot original ver.-(microshot)
02.ambrosia-shanty_nob DUBWISE-(shanty_nob)
03.ambrosia-version-(Jaga’s Hi-Fi Alliance with Riddim Conference)
04.ambrosia-蛙-(イ・ヌジマン)
05.ambrosia-Tyme.DUBWISE-(tyme.)
06.ambrosia-BASEMENT WORLD DUBWISE-(BASEMENT WORLD)
07.ambrosia-fragment DUBWISE-(fragment)
08.ambrosia-泰山に遊ぶ DUBWISE-(泰山に遊ぶ)
09.ambrosia-YAVZ.COM DUB-(YAVZ.COM)
10.ambrosia-bedroom_pianiks DUBWISE-(bedroom_pianiks)
11.ambrosia-itoken DUBWISE-(itoken)

インストレゲエ/ダブバンドmicroshotは6月にアルバムECHO SATELLITESをリリースした。それに合わせてアルバム収録曲ambrosiaのダブワイズコンテストを実施。多数の応募の中から選ばれた6組のアーティストの作品と、ゲストアーティストとして元CULTIVATORのベーシストsahnty nob、自身のバンドMASやツジコノリコへのトラック提供でも有名なTyme.、自身のレーベル術の穴運営や、トラックメイカーとしても今やアンダーグラウンドヒップホップシーンの最重要アーティストであるfragment、d.v.d.やトクマルシューゴバンドでも存在感を放つイトケンの作品をコンパイルしたのが本作「ambrosia DUBWISE」である。
各人の個性が際だつ楽曲群はDUBという手法が内包する多様性を鮮やかに描き出し、原曲の解体と再構築がどのように行われたかを探るサンプラーとしても聴き応え十分。DUBマニアのみならず音に対する好奇心旺盛なリスナーにも是非聞いて貰いたい仕上がりとなっている。



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2010年11月07日

日食から1年、僕ら未来を越える -遡り日記7/22その2-

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〔画像はニュースサイトからの拾いものです〕


さかのぼり日記 7/22その2

今さかのぼりで日記を書くにあたって7/22って何かの日だったよな??と思って、思い出せなくて(・・・結局それは別の日の勘違いだったのだけど)、調べてたら偶然判明。あ、そうか去年の日食、7/22だったんだ。もう1年か、早いな。。

日食のことを知ったのは多分2007年の春とかだった気がする。青山月見ルの事務所で。日食に連動した2年連続のイベントが奄美であるとかないとかで。奄美か屋久島行きたいなぁ!!と思ったっけ。実現しなかったけれど。


そのときは2009年なんて遠くて、その頃自分がどうしてるのかなんて全然想像つかなくて。現に2年経ってみたら自分も、自分のまわりの人もさまざまなものがことごとく変わっていて。あの頃の言葉とか、思いとか、記憶とか、いろいろを思い出すことはあるけれど、僕もみんなも、色んなことがあって、その中には偶然も必然もあって、意思も運命もあって、そうやって川が流れていくみたいに物事は変化して、時間は過ぎていくんだな。

あのとき、はるか遠くにあった2009年はとうに飛び越えて、2010年、そしてまもなく2011年。「僕未来です」じゃないけれど、未来はどんどん過去に変わっていく。僕ら未来を越えていく。

振り返ることも時には大事だけど(忘れそうな大事なことを思い出せるものね)、けど自分も先へ先へと走り続けていかなきゃ。

「人生は変わるところに意味がある」(ジョンレノン/吉田拓郎訳)


で、調べてみたら。次回の日食、2012年にあるみたい。東京でも見られる!!
http://astro.ysc.go.jp/ASE2012MAY21.html
皆既日食じゃなくて金環食だけど。(そういえば小学生のとき実家で観たなあ)
観れたらいいなぁ。

あと1年半後。
すぐやって来るんだろうな。あぁ僕ら何をしてるだろう。



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こんにちは僕未来です -7/22遡り日記-

7/22(木)さかのぼり日記 
明大前 Cafe Bar LIVRE(リブリ)にてライブでした。

『ANALOG PICNIC』
〔出演〕大森元気(ex.残像カフェ) / 丸谷マナブ / セレン / DJ:タカハシマミ
〔セットリスト〕 
1.未来です(シライリゾートオーケストラ) 
2.エール 
3.デイゴの花(カバー)
4.白い夏 
5.アイスキャンディー 
6.rainy day blues 
7.日なたにて 
8.沖のヨット、2つの飛行機雲

夏以降は弾き語りまた増えてくるのだけど、春〜夏は「花と路地」の始動期間だったので、そっちで1〜2曲は弾き語りコーナーもあるにはあったんですが、完全な弾き語りってのは久しぶりでしたねー。ustreamで生放送もしました。(アーカイブ残ってます)。wi-fi環境なかったり、設定なのかよく分かんないけど放送できないことが最近は多いのでちゃんと残ってるのは貴重です。。

セットリストで興味深いのは、前月に京都でタイバンしたシライリゾートオーケストラの、まだ音源にもなっていない新曲「未来です」をいち早くカバーしたことかな。(しかも1曲目にいきなりやった!笑)。6月に2日連続でタイバンして。1日目に聴いて感銘を受けたので2日目に隠し録りして早速カバーさせてもらいました。許可・・・・?えーっと、、やる5分前にツイッター上で何となく、、、、、シライ君ごめんありがと!!「10年前にギターをかかえて耳コピをしてコードを覚え/当時の彼女の前で恥ずかしそうに歌っていた」っていいよな。「当時の彼女」ってのがとても好きです。「こんにちは僕未来です」

シライリゾートオーケストラHP
http://shirairesort.web.fc2.com/

タイバンしたときの日記(セッションは本当に素晴らしかった!)
http://zanzow.seesaa.net/article/159121611.html


それから「デイゴの花」もある人のカバーです。レゲエにリアレンジして。(アコギにディレイかましまくった!) ほんわかとしたメロディーですが沖縄戦の反戦歌です。原曲には具体的な国名が出てくるのですが、少々歌詞を変えて歌いました。もちろん作者はあえて国名を出しているのと思うけど、今の自分の気持ちはそこまで言いたくない気分だったので。

戦争や政治のことを歌にするのは本当に難しいことです。(自分もそういう歌を書いていた時期がありましたが、やはり難しい、、) 音楽は手段ではなくそれ自体に意味や価値があるものだと思いたい。芸術だったり、娯楽だったり、時には祭りやダンスとともにあり、また時には自分を見つめなおすもの。そこに演説という意味が加わることが果たして美しいのかどうか、それには幾度となく迷う。60〜70年代にはそういう歌がたくさんあったし、そういう歌の中にも僕の好きな歌はたくさんある、けれど自分が作る段になるとそれはやっぱり難しいなぁと思ってしまうのです。そんなときにカバーを僕はするのかも知れません。

そんなこんなで久々の弾き語り、たっぷり歌わせてもらいました。短い曲もあれば長い曲もあって結局50分くらいやったのかな。
ロックバンドも、アコースティックセッションバンドも好きだし、でも弾き語りはやっぱり僕の原点だな。

初の完全弾き語りアルバムを作ろうと思い立つのはこのちょっとあと。そしてやっぱりこのときには全然気づいてないんだけどギターと出会って歌い始めてから今年で20年だったのです。

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7/18(日) 追伸 (話はそれてCOUCHのこと)

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鮎川さんのバンドでベースを弾いていたのは中條さん(シアターブルック/COUCH)で、数年ご無沙汰していたので覚えてくれてるか分からなかったのだけど、終演後なんとかタイミングを見つけて挨拶させてもらったらちゃんと覚えててくれてて。感激。

平泉さんがCOUCH(カウチ)〔are 平泉光司(vo,g/ex.benzo)+小島徹也(ds,cho/オリジナルラブ他)+中條卓 (b/シアター・ブルック)〕を結成したときに、「スリーピースでやろうと思ったのは残像カフェを観たから」とライブのMCで言ってくれたことは生涯の誇り。
お世辞でもうれしいよな、と思ってたけど僕のいないとこでも言ってくれてたみたいで。本当にうれしくて、光栄なことだ。

残像カフェが2007年に新しいスリーピースで再始動したとき、一緒にやりたい!と思ったのが、マーガレットズロースとCOUCHで。結局マーガレットズロースとは実現したもののCOUCHとは出来ないまま残像終わってしまったから、やっぱり、早くバンド組んでご一緒させてもらいたいと。常々思っています。

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ロックじゃなきゃ意味がない -遡り日記7/18後編-

7/18(日)後編

「後編に続く」と書きましたが後編は全く泰山とは関係ないです。
この日トリで出た鮎川誠さん(バンドblues.the-butcherとともに演奏、途中からシーナ氏も合流)で衝撃を受けてしまって。。

この日の写真とセットリストが彼らのホームページに掲載されてます
http://www.rokkets.com/Live/2010/0718/

ちなみにセットリストは
1.Blow Wind Blow (Muddy Waters) ブロウ・ウインド・ブロウ
2.Hoochie Coochie Man (Muddy Waters) フーチークーチーマン
3.Killing Floor (Howlin' Wolf) キリング・フロアー
4.I Feel So Good (J.B. Renoir) アイ・フィール・ソー・グッド
5.Stop Breaking Down Blues (Robert Johnson) ストップ・ブレーキング・ダウン
6.Suzy-Q (Dale Hawkins) スージーQ
7.Lemon Tea (Ayukawa - Shibayama) レモンティー
8.Satisfaction (Jagger - Richards) サティスファクション
9.Johnny B. Goode (Chuck Berry) ジョニー・B・グッド
10.Mojo Boogie (J.B. Lenoir) モージョー・ブギー
11.Got My Mojo Workin' (Muddy Waters) ガット・マイ・モジョ・ウォーキン
(シーナ&ザ・ロケッツHPより)

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いやーーーーあーーああっ!
カッコいい!!

その一言に尽きる。



トレードマークの黒いレスポール。その佇まい。音。もちろん技術もきちんとあるけれどそういうのを超越して、ただ、カッコいい!!
もう言葉では表せないですよ。理屈じゃないんだもの。

見て、
こころが震えて、
燃えた。


それで、前編の泰山の話と矛盾するのだけど、
「俺、こんなんじゃダメだ」と直感的に思い、
「ロックやらなきゃ」と。その日Twitterで呟いたんだけど
「ロックが出来ないなら死んでも同じ」って思ってしまった。

死ぬなんて言葉は簡単に使いたくないし、死にたいと思ったわけではないです。けど、本当にそう思ってしまった。

泰山は泰山で、前編で書いたように新たな試みで勉強していく。
けど、自分の音楽。それを、やりたいことを全力でやらなきゃ、もう俺ダメだと思った。

そりゃ32歳、世間の常識から言ったらもう足洗えと。孫の顔見せなきゃと。定職につけと。人生、自分一人のもんじゃないと。
それ、もちろんそう。むしろそれを全うするためにどうすればいいかずっと悩んでる。
.........。


けど、
自分が壊れそうになった。

鮎川さんのライブを見ながら、感激して泣く自分がいて、血が沸いて、バンドでやってた頃のステージでの熱さ、音の渦、無我の境地、アドレナリン、そんな感覚がありありと蘇って、それは過去の感傷ではなくて未来に対する焦燥で、あぁ、あんなふうにロックを鳴らせないならもう俺は終わりだと思った。

甘ちゃんでも、人でなしでも、
もう仕方がない、と。みんなゴメン、俺もうダメだわと。

いま冷静に書くと思いつめてるし、極端だってことは分かるけれど、このときには本気でそんな気持ちになってしまった。

鮎川さんのCDは実は1枚も持ってないし、ライブ観るのも初めてだったけど、ライブは本当にそんな強烈な衝撃を僕に与えて嵐のように終わった。

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終わって、日が暮れて、花火が始まる頃になっても僕はいてもたってもいられず、公園を抜け出し、街を彷徨った。昼の暑さの代わりに、今度は真っすぐ歩けないほどの強風の中、僕は歩いたり、立ち尽くしたりした。

公園に戻ったときにはすでに花火は終わっていて(ていうか、もともと30分程度で終わるものだった!と後から知る、ひと目たりとも見れなかった!泣) それでみんなに会って何とか落ち着こうとしたが、それでもまだ胸はざわざわしたままだった。

とても大きな日だった。

前月にcafe tojoで受けた素晴らしい衝撃(http://zanzow.seesaa.net/article/161420443.html参照)とともに、この日僕は、とどめを刺されたのだった。

人生ちゃんとしたい、みんなに迷惑もかけたくない。
けれど、音楽はやめない。

それを決意、、、というか再確認した夜。怒涛の夜。

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2010年11月05日

泰山・横浜・新しい試み -遡り日記7/18前編-

さかのぼり日記 7/18(日)前編

横浜の山下公園で花火大会と連動した野外ライブイベントに呼んで頂いて、泰山に遊ぶでライブしてきました。

3デイズで、昼から何組も出演して、夜は花火大会って感じですね。泰山は14時とか15時くらいとか、そのくらいだったと思うんだけど、これがね、もう信じられないくらい暑くて、会場も木陰がちょっとしかないし、さらにステージは石でできていて、どっかの出演者がライブ中に「僕ら石焼ビビンバになりそうです」と言っていたくらい暑くて、文字通り熱にうかされたようなライブでした。

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少し真面目な話になりますが−−

この時期、個人的に泰山での自分の位置ということをいろいろ考えてまして、この日を境に少しアンサンブルの作り方だとか、ナカ音の作り方だとか、音に対する自分の意識を大きく変えた日でした。

バンドをやってる人なら周知のとおり、ステージで演者が聴いている音(=ナカ音)と、客席の音(=ソト音)は違うバランスで鳴っているのです。さらにモニタースピーカーがメンバーの数だけある場合には、メンバー1人1人がそれぞれのバランスで音を聞いている。(逆に言うと自分の好きなバランスに出来るってわけなのです)

で、そのナカ音のバランスの作り方というのは人それぞれ好みがあると思うのだけれど、だいたいは自分の音を少し大きめにする人が多いんじゃないかな。何故なら小さく弾く部分で何弾いてるか分からなくならないように。あとは、まぁ気持ちよくなるため(笑)

で、僕もそうでした。長年 音のでっかい人とばっかりやってたし、爆音ギター好き(有名w)。そもそもギターはある程度大きな音で鳴らさないといい音が出てこないのです(真空管に負荷をかけることでオーバードライブは生まれるものだから)。


泰山でもそんな感じで音作りをずっとしてきました。
でこれはどういうことかというと、要するに「“バンド”の中で“自分”がどう演奏するか」ということなんですね。もちろん、演奏がうまくいったときにはバンドと一体化できます。1つになれる。けれど、そういうときにあっても「バンド」と「自分」なんですね、捉え方としては。

ところがこの日から僕が試し始めたのは、客席またはCDで聴くようなバランスで自分の音づくりをするということ。

これは、実際にやってみると本当に本当に難しいことです。
なぜなら、特に泰山は9人もメンバーがいることもあり、ギターはでかい必要はない。とっても小さくてよいということ。聴こえるべきとこだけ聴こえれば。

そんなストイックで難しい(ギタリストにとっては気持ちよくない)バランスでやってみようと思った。なぜ思ったかと言うと、やはり、楽器が多い。その中でギターは一番デカく出しやすい楽器だから何度かギターがでかいライブをやってしまっている。ブッタ氏とかはそれがカッコよかった!と言ってくれたのだけど、やはりこのバンドにおいてエレキギターは主役であってはいけない。時々は主役でもいいけど必要な部分だけ。それよりは歌がまずあり、バイオリンのからみだったり、ダビーなリズム隊だったり、そして何よりも全体で絡み合うアンサンブルを壊してはいけない。

そんなことは分かっているつもりだけれど、なかなかうまくいかないときもある。

それで、僕はもっとみんなの音を聴こうと。聴いてたけど、もっともっと客観的になろうと決意したんですね。だから、いつもの「バンド」と「自分」ではなくて、弾いている自分はどこか無意識のところに打ちやっておいて、全部をCDを聴くように聴いてみようと思ったわけです。

結果は、、、、この日は失敗でした。僕自身はよかったのだけど、客席には僕のギターの音がほとんど聞こえなかった。野外での慣れない環境と、前知識のないPAさんとのコミュニケーション不足、それから自分(達)のチェック不足のせいだと思います。(でもライブ全体としてはよいライブだったことは録音を聴いても伝わってきました)

でもね、その次のライブあたりからはこれが功を奏してくる。(これを書いてる11月時点ではまた少しずつ音量あがりつつありますが、、困)、これは単に「自分だけがでかくなるのを防ぐ」という単純な理由にとどまらず、自分の音楽観、バンドの捉え方、演奏する意識の変革にまで及ぶ話。大げさだけど、そういうことなんです。それが果たしてロックバンドの中で必要か?その探求をするあまり失うものの代償は?という疑問もあるにはあるのですが、ともあれ、僕の新しい試みと試行錯誤はこの日を境に始まったのでした。


(後編に続きます)


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